2013年01月27日

備前・大ケ池に大量のフナ 1万匹以上、黒い帯のよう

備前・大ケ池に大量のフナ 1万匹以上、黒い帯のよう

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 大ケ池の縁に集まった大量のフナ

備前市の
大内と伊部にまたがる農業用ため池・大ケ池(約16・8ヘクタール)
の縁に、おびただしい数のフナが連日集まり、地元住民の間で

「今まで見たことがない」と話題になっている。

 
フナは体長約15〜20センチ。住民によると1週間ほど前から

同池北の縁に群れをなしている。数にして1万匹以上とみられ
、ひしめく姿はまるで

黒い帯のよう。池の前に住む同市内の男性(60)は「フナは
集まってただじっとしている。酸欠で苦しんでいるようにも
見えない」と不思議がる。

 

川魚の生態に詳しい神戸学院大の
前畑政善教授によると、この時期のフナは底にいて、
水面近くで群れるのは珍しいという。「深い場所の方が

温度も安定しており居心地は良いはずなのに。なぜなのか
見当がつかない」と話している。


大ケ池の縁に集まった大量のフナ
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大ケ池の縁に集まった大量のフナ