2012年08月31日

地鳴りの情報、関東

これかなぁ…結構地鳴り凄かったんだけど…"@zishin3255: ■■緊急地震速報(第1報)■■
茨城県南部で地震 最大震度 2(推定) [詳細] 2012/05/26 21:35:40発生 M3.6 深さ
60km #earthquake"

Rubic_E たくゆー

地震のような地鳴りがした気がしたんだが

antennahiroki Hiroki Suzuki

時々、南の方から地鳴りが聞こえる

kiku_lin きくりん

何か地鳴りみたいのしてない?@目黒区

nobutin8 Nobutin

今夜は地鳴りがしてる.... 周期的に大きくなったり小さくなったり.... ここは世田谷だけど東方向
から聞こえるので千葉方向か?起こっても小さい地震で済んで欲しいな(-。-;

hitomisori hitomisori

さっきからゴーーー!って外から聞こえるんだけど、飛行機・・?地鳴り??怖いよーーーー@目黒区

murunmu むるたん

@8_febbraio 目黒とか世田谷の人が地鳴りがするって言ってるみたいです。今もうしなくなったけど。。。

matsuyamadesign 松山智一

こちら、目黒区ですが、さっきから地鳴りのような音が断続的にするんですが。。。どうなんでしょうか?

tanso tanso

検索すると大田区目黒区あたりでも聞こえているらしい>地鳴り

asabon_ asako@都内

また地鳴り?こわっ

shota_shrestha しゅれすた

なんかものすごい地鳴りが聞こえるんですが。これはなんですか。

432tosh1 Mogulov

今日も地鳴り。少なくとも半年前から夜のこの時間に聞こえることが多い。周りが静かになるから聞こえるのか?江東区

misuke_cub ミースケ

飛行機??地鳴り??さっきから断続的にゴゴゴゴゴーって聞こえてるのはやっぱ地鳴り??

River2_the_sky Yuko*

さっきからすごい地鳴りしない?@世田谷

  

2012年08月29日

警報M7~M8地震雲発生

警報M7~M8地震雲発生

 投稿者:NT  投稿日:2012年 8月29日(水)20時49分40秒
 
 

警報M7~M8地震雲発生この地震雲の撮影者は東京都で東の空の朝焼け写真を撮られたやはりこの地震雲のラインは南北方向でかなり強烈でM7~8の強いライン線を現しています。撮影時間は8月29日5時頃で発震場所の予測は日本では太平洋沿岸一帯、海外では米国周辺の沿岸、インドネシア、グアム一帯が予想される。4日~5日以内で発震だと思う。ラインの方向か直角方向で起きる。写真左上の黒いものはキズだそうです。           地震雲観察歴30年間の者管理者コメントこの地震雲に相当する地震が8月31日21時48分にM7,6がフィリピン近海で発生した。「大地震の予知と天変地異」 http://eien33.eshizuoka.jp/

 
  

Posted by nakao at 20:56Comments(0)予知、予言、予測

2012年08月29日

静岡で津波堆積物確認 7世紀にも「3連動」か 




静岡で津波堆積物確認 7世紀にも「3連動」か 同時期に東海地震、初の

立証

 文献に記された最古の南海地震「白鳳地震」(684年)と同じころ、記

録にはない東海地震が発生したことを示す津波堆積物を産業技術総合研究所

(茨城県つくば市)の藤原治(おさむ)主任研究員らが静岡県で確認したこ

とが20日、分かった。同時期の津波堆積物は東南海地震のエリアでも見つ

かっており、3地震がほぼ同時に起きたことが確実になった。3つの地震が

時間差なく発生した3連動地震の可能性もある。

 西日本全域に甚大な被害を与える南海トラフでの3連動地震は、これまで

宝永地震(1707年)が確認されているだけだった。巨大な連動型地震の

繰り返し間隔や規模を考える手掛かりになるとともに、国の被害想定や防災

対策の見直しに影響を与えそうだ。

 「白鳳東海地震」を初めて立証する貴重な発見で、藤原主任研究員は「同

時か時間差かは断定できないが、震源域は南海トラフ全域に及んだはず。今

後は当時の地形を復元し、津波の遡上(そじょう)高を調べたい」としてい

る。

 調査したのは、静岡県磐田市の太田川河口から約2・5キロの元島(もと

じま)遺跡と、さらに500メートル上流の河川改修工事現場。

 藤原主任研究員らは、両地点で深さ約5メートルの地層に4つの砂層があ

るのを確認。海から運ばれた貝の化石や鉱物を含み、堆積構造が海から陸へ

流れ込んだ状況を示していることから、洪水ではなく津波と判断した。


4つの砂層の年代は、炭素同位体による年代測定で7世紀後半、9世紀後半

、11世紀後半、15世紀後半と判明。南海トラフを震源域とする白鳳南海

地震、仁和(にんな)南海地震(887年)、永長東海・東南海地震(10

96年)、明応南海地震(1498年)と一致した。仁和南海地震も、同時

期の東海地震を示す文献は見つかっていなかった。

 白鳳時代の津波堆積物は三重、高知、大分の各県で確認されており、四国

と九州では宝永地震に匹敵する規模だったことが判明。東南海・南海の2地

震が連動した可能性が指摘されていた。仁和地震の痕跡は白鳳地震より小さ

く、3連動の可能性は低いとみられる。

                   ◇

 ■連動で津波巨大化?

 古村孝志東大教授(地震学)の話「静岡県での津波堆積物発見で、白鳳地

震は宝永地震のように東海・東南海・南海の3地震が同時発生した3連動地

震の可能性が高くなったといえる。これまでに四国や九州で確認された白鳳

地震の津波堆積物は、宝永地震に匹敵するか、それをしのぐ規模だった。3

地震が連動したため震源域が広がり、断層面の滑り量も増大して、四国や九

州で津波が高くなったと考えられるからだ。こうした連動型の巨大地震に備

え、人口が過度に集まる都市と高齢化が進む現代社会に即した避難、減災計

画を整えることが急務だ」


「地震雲の警戒情報」

投稿者NT

*警戒 M5,5~M6前後の強力地震雲の発生

この地震雲の撮影者は8月27日午後9時頃に千葉市より東向きに撮影して

おられて雲のラインは南北です。発震源はライン上の方向か又は直角方向で
すので日本で発震なら北海道沖~東北沖~関東沖が考えられる。又、海外な

ら米国一帯沿岸やフィリピンやニューギニア付近が発震源と考えられるが

いずれにしても4日~5日間、以内にM5,5~M6前後の発震と思います。
            
           地震観察歴30年間の者

管理者コメント

この地震雲に対応する地震が下記でありました。
8月30日AM4時05分ころ宮城県沖でM5,7地震が発生した。震度は5強でした。

「大地震の予知と天変地異」

http://eien33.eshizuoka.jp/


  

Posted by nakao at 08:13Comments(0)予知、予言、予測

2012年08月27日

イルカとペリカンの大量死、天変地異の前兆

 

ペルー北部にイルカとペリカンの大量死

 

 
 

ペルーの北部海岸にイルカの大量死体が打ち上げられた

 


私のHPを継続的にご覧になっておられる方ならご存じのように、ここ2年程前からイルカや
クジラ、魚類などの海洋生物、さらには鳥類などの大量死が米国やスウェーデン、チリ、

中国、ブラジルなど世界各地で発生してきている。(2011年1月記載の「米南部で鳥と
魚が怪死」
「世界に広がる野鳥と魚の怪死」参照)

そうした状況は今もなお続いており、今年の2月にはマサチューセッツ州の海岸に100頭を
超すイルカの死体が打ち上げられ、また、ペルー北部の海岸に は 2月に264頭、4月に
600頭を超すイルカの死体が打ち上げられている。

そんな中、先日、同じペルー北部の海岸で、「ペリカン 500羽が死んでいるのが発見
される
」というニュースが英国の BBC ニュースで放映された。500羽というのはペルー

政府が確認した数で、ローカルメディアの報道では、他の地区でも 1200羽くらいの
ペリカンの死体が見つかっているようである。

ペルー政府と環境保護団体は、この背景にある原因を究明しているが、現在のところ、
明確な理由はわかっていない。ウイルス感染による大量死かもしれないと見ている海洋

生物の専門家たちがいる一方で、ペルーの環境保護団体はエネルギー会社
「 BPZ エナジー」による海底の石油探査が原因だと非難している。

 

 

 
 

ペリカンの死体

 

 

コレキシット説

空と海の生物の大量死が2年以上にわたって世界各地で発生し続けているということは、
「空と海に継続的に何か問題が起きている」と考えざるを得なくなってくる。その要因として

考えられるのは、2010年の4月にメキシコ湾で発止した史上最悪規模の原油流出事故
の影響である。

当時、ロシアの天然資源環境省はBP社の原油流出事故は、北米大陸の東半分の
すべてを「完全な破壊」に導くだろうという不吉な警告を発していた。メキシコ湾での

原油の流出の規模を隠すために、BP社が何百万ガロンもの化学石油分散薬の
「コレキシット9500 ( Corexit 9500 ) 」を海洋に注入したことは当時私のHPでも
何度もお伝えした通りである。

このコレキシットは、原油そのものより4倍以上も有毒で、メキシコ湾の暖水と混ざる
ことによってガス化して雲に吸収され、「毒性を持つ雨」が放たれ、あらゆる生き物たち

の生態系を滅ぼす「想像もつかないような環境の破滅的災害」を引き起こす可能性
を持っているというのが、ロシア環境省 の主張である。

海流には一つ一つに名前はついているが、実際には「全地球の単一の循環システム」
であるため、時間の経過と共に巡り巡って世界中の海に広がることになる。原油流出

から2年が経過し、 事故のあったことすら人々の脳裏から忘れ去られようとしている
が、実は毒薬コレキシットは今でも海洋の中を海流と共に漂い続け、海流が止まった
ところではそのまま停滞している可能性が大なのである。

ペリカンや海洋生物の不可思議な大量死が発生し始めたのが、原油流出事故の
発生から10ヶ月が経過した2011年以降であることや、最初の発生場所が米国

南部海岸であったことを考えると、今回のペルーでのイルカやペリカンの大量死は
コレキシットの毒性が世界の海に広がっていることを示して いる証かもしれない。

 

 

 
   

 

磁場減少説

野鳥の大量死について考えられるもう一つの要因は、地球と太陽の磁場が反転に
向かう「ポールシフト」の過程で発生する磁場の弱まりである。ポールシフトを「地軸傾斜」

と勘違いしている方が多いようだが、 それは地球の軸が傾き地殻移動などが発生する
現象とは違い、北極と南極の磁極が入れ替わりその過程の最終段階では一時期、磁場
がゼロになるといわれている現象である。

既にこの磁場の弱まりについては世界の各地でその兆候が見られており、特に南半球
のオーストラリアやニュージーランドなどではそれが顕著で、紫外線が強くなって
皮膚癌が広まっているようである。

こうした磁場の弱まりは、磁場を関知して移動する鳥やイルカや鯨などの海洋生物に
悪影響を及ぼし、「渡り」を困難にする。その結果、彼らは羅針盤を持たない艦船の
ように洋上で行く先を見失い、死亡する事故が発生しているのではないかと考えられる。

また磁場は自然の傘として地球とそこに棲む生命体を宇宙からやって来る有害な宇宙線
や荷電粒子の高エネルギーから守っている。それゆえ、磁場の減少は長時間空を飛ぶ
渡り鳥たちにとって致命的な結果をもたらす危険性 もあり得るのだ。


激減し始めているウナギの稚魚

一方、あまりい世間で注目されていないが、ここ2年ほどウナギの稚魚が激減して
きている。その結果、ウナギの蒲焼きが好きな人にはお気の毒だが、昨年辺りから
値段が急激に上がり始めてきている。

拙著『世界に散った龍蛇族よ!』に書いたようにウナギには不思議な特徴があり、その
産卵地は太平洋と大西洋のまっただ中にあるのだ。日本やニュージーランドなどの

ウナギは遠く離れた 太平洋のマリアナ諸島海域へ、またヨーロッパウナギやアメリカ
ウナギは大西洋の真ん中にあるサルガッソウー海へ数千キロにわたって回遊し産卵
しているのである。

それゆえ、体長がわずか数ミリから10ミリほどの稚魚が産卵地から戻るには、8000
キロもの旅を続けることになるのである。なにゆえそんなに遠くに出掛けていって産卵

する必要 あるのかについて、学者たちはその謎を未だに解明できずにいるが、ウナギ
たちが向かう産卵地がかってムー大陸とアトランティス大陸のあった場所であるから
だ、と言うのが私の考えである。

それでは、そうした特性を持つウナギがなにゆえここに来て稚魚の数を急激に減らして
きているのかというと、コレキシットの影響もあるかも知れないが、サルガッソー海や
マリアナ諸島海域で何か異変が起きている ためではないかと思われる。

レムリアとアトランティス文明の滅亡の要因は世界的な地殻移動の発生によるもので、
再び地球規模の異変が起きる時には、かってのムーとアトランティス大陸が浮上する

と言う説がある。もしかすると、そうした地殻隆起の前兆が二つの海域の海底で発生
しているのかもしれない。

 

 

  

Posted by nakao at 09:01Comments(0)天変地異

2012年08月24日

警報M7地震雲出現

 

警報M7地震雲出現

 投稿者:NT  投稿日:2012年 8月24日(金)12時57分15秒
 
  警報M7地震雲出現この地震雲の撮影者は8月23日夕方に第二名神を大阪方面から名古屋方面への帰途に撮影されたもので右側が南でこの写真の強力地震雲の映像はライン方向や直角方向で発震する。世界中で発震の可能性があるが日本なら太平洋沿岸地帯で気温、地温が高い場所で発震か!?。その他インドネシア、米国、中東一帯が考えられる。4~5日 以内には発震するだろう 地震雲観察歴30年の者  写真は8月23日夕方のもの。「大地震の予知と天変地異」http://eien33.eshizuoka.jp/
管理者コメントこの雲の地震は8月27日に以下で発生しました。やれやれです。米地質調査所(USGS)によると、太平洋に面した中米エルサルバドルの沖合で26日午後10時37分(日本時間27日午後1時37分)ごろ、マグニチュード(M)7・4の地震があった。
  

Posted by nakao at 13:04Comments(0)予知、予言、予測

2012年08月23日

聖母の大警告、震災大津波と西日本沈没と極地の移動、

聖母の大警告、震災大津波と西日本沈没と極地の移動、



聖母の大警告、震災大津波と西日本沈没と極地の移動、

宇宙人文明からの警告
 
            聖母マリア様のメッセージ43

さて私達は多くの方々の日本の方々のお命を奪いました今回の東日本大震災
の経験に鑑みまして私達、金星に住まう者達にとりましても悲しんでおりますが

今後、日本や全地球規模で襲うであろう地軸の傾斜や地球の振動に因ります
全地球規模の大地震が今年以後、毎日のように全地球で振動を致します。
多くの方々の貴重なお命が建物の崩壊や

大津波(10m~25m高位)で失命をされる事となります。もう少し具体的に
申し上げますと、まず今年から約1ヶ月~2ヶ月間は震度で2~3位が毎日、

地上を襲う事となりますが、その後は毎日、世界全体で震度4~5位(時々
震度6)の地球の振動に因ります地震が地球全体を襲います。そして悲しい事
ですが、その時期に地球上の全ての海岸線付近

で約10m~25m高位の大津波が地球規模で発生して大陸や島々の沿岸
地帯は壊滅状態になります。丁度、東日本大震災やスマトラ沖大地震と大津波
の惨状が世界規模で発生を致します。

貴方方、地球人の全ての方々は今から、この事を信じて頂きまして多くの方々
の人命の損失を免れて頂きたいと存じます。

それから、その後には約半年後程に地球上は新しい自転軸を基にして新たに
自転を致します。新しい北極はキューバとイギリスの中間位の位置になります。

西ヨーロッパは沈没(スエーデン、ドイツ、イタリア、スペインを含む西側全体)
を致しますし日本は岐阜県の大垣市付近から西側、西日本全域は海中に
沈没しますし、後はオーストラリアは西半分(55%)が海中に沈没

します。これ等の地球上の大災害により地球人の方々の大半の方々が失命の
憂き目に遭いますので皆々様方には今から避難路の確保や食料の備蓄や

心構え等を御準備を御願い致します。さて今後の地球上の地軸の傾斜の時の
惨状の光景を私達が見た映像でお知らせ致しておきましょう。まず海は毎日々、
大津波の表情を続けまして海を行き交う船は全てが駄目になります。多くの

海岸線にあります漁港や石油精製施設(全ての港)等も全てが壊滅状態になり
ます。日本は食糧を海外に依存しておりますので多くの日本人の方々は餓死

する方々も出て来ますし食料の奪い合いも発生しますので各家庭での食料の
備蓄がお命の存続を支えますので私マリアのメッセージを信じて頂きまして
今後の食料(米、カンズメ等一年分)の御準備を御願い致します。

さて私達は貴方方の国々の今後の予定と言ったようなものを前もってお知らせ
しておきましょう。中国は経済、軍事部門が強くなり強国になり多くの国々を

自分達の軍により侵略をして参ります。ロシアは中国と手を携え、西側諸国と
対峙する事となります。貴方方の国、日本は賢明に立ち振る舞われないと
侵略の憂き目に遭う危機があります。  聖母マリア様

宇宙哲学HP「永遠の生命」

 http://www.geocities.jp/eiennoseimei3/index.htm


「宇宙人文明の衛星映像とUFO」衛星画像ブログ

http://eien3.jugem.jp/


「人間の目的と義務」アセンションと地球の夜明け  過去記事ブログ

http://livingcity.jp/eien333


「聖母マリアのメッセージ」ブログ

http://eien333.meblog.biz/


映像は聖母マリア様

*金星にお住まいの聖母マリア様に著者が写真を特別に掲載する許可を頂きました

映像は「金星の街並とピラミッド風の構造物」

金星、探査衛星画像のクローズアップ映像だが中央部には長方形の街並らしき建造物(複数)と手前にピラミッド風の構造物が見える。映像提供は「The Horizon」





  

Posted by nakao at 07:48Comments(0)UFO.宇宙人

2012年08月22日

宝永地震「4連動」「5連動」説 富士山噴火も




宝永地震「4連動」「5連動」説 富士山噴火も


西日本における東日本大震災級の大津波地震はこれまで、東海・東南海・南海地震の
3連動地震=マグニチュード(M)8・7=のことを指し、国はこの見解にもとづいた被害

予測を公表してきた。しかし、国内最大級のM9となった東日本大震災の発生に伴い、
国が新モデルを示すなど、現在見直し作業が進められている。その鍵を握るといわれ
ている宝永地震(1707年)の謎に迫った。

 ◆定説覆した東日本

 江戸時代に起きた宝永地震はこれまで、記録が比較的多数残っていることなどから
「(記録上)国内最大級の地震」(推定M8・6)とされてきた。


 国の中央防災会議は平成15年、安政(1854年の南海、東海・東南海)や昭和
(1944、1946年)など宝永地震以降に発生した5つの海溝型地震を対象に、3連動

地震モデルを提示。2万人以上の犠牲者が予測されるなどとして警戒を呼びかけてきた。 
しかし、東日本大震災の発生で、国内で起きないといわれてきたM9地震が現実の
ものとなったため、3連動地震モデルに対し、地震研究者などから疑問の声があがり
始めた。
 ◆M9超級か?

 昨年10月の日本地震学会(静岡市)では、「宝永地震は3連動地震ではない」との
声が相次いだ。

 宝永地震は、安政東海地震と駿河湾周辺での地震の起こり方が似ているとされて
きたことも3連動地震の根拠となってきたのだが、地震予知総合研究振興会の松浦

律子氏は「過去の研究や文献を精査した結果、東海地震について安政と宝永は様相が
異なる。宝永でも東海地震が起きたとの思い込みだった可能性がある。宝永と安政の
地震の規模の違いはあまりにも大きい」と指摘した。

 また、静岡大学防災総合センターの石川有三客員教授は、宝永地震の震度分布と、
発生から1カ月間に、余震が起きた地域の面積を東日本大震災と比べた。

 その結果、震度6だったエリアは、宝永地震が590キロで東日本大震災の500キロ
を上回った。また、余震域の面積は、東日本大震災の1・4倍だった。

 こうしたことから、石川客員教授は「宝永地震の震度はM9・1~9・3の大きさだった
可能性が高い。宝永地震は3連動などではなく、全く別の超巨大地震だったかもしれ
ない」と結論づけた。

 ◆モデル見直しの鍵

 東京大地震研究所の古村孝志教授は、九州の大分県・龍神池に残る津波による
堆積物が400~600年前のものだとする高知大の岡村真教授らの研究成果など

から、宝永地震の震源域が、従来想定されていた震源域の西端が高知沖ではなく
日向灘沖だった可能性を指摘した。

 さらに、東日本大震災の地震のメカニズムなども参考に、この宝永地震と、震度は
大きくないが津波被害をもたらした慶長地震(1605年)が同時発生した地震モデル
を示した。

 それによると、地震の規模はM8・8で、平成15年に国が示した3連動地震よりも
「津波の高さは倍の最大20メートル級になる」可能性があるという。

 こうした研究成果から、国の中央防災会議が昨年8月に設置した「南海トラフの
巨大地震モデル検討会」が12月27日、暫定の中間とりまとめを発表。

 古村教授らのモデルをさらに、群発地震が起きている紀伊半島、四国の内陸側に
広げるM9規模の新モデルを提示した。

 今春にも最終報告が行われ、来年度中にも、その新モデルによって新たな「西
日本大震災」の被害想定が示される見込みだが、地震や防災研究者の間からは、

「これまでのようにひとつのモデルでひとつの被害想定を出すと、また、東日本
大震災のように『想定外』の状況をつくりだすことになる」と、国に対して慎重な対応
を求める声があがっている。

 ■宝永地震「4連動」「5連動」説も

 江戸時代の宝永4(1707)年10月4日の昼すぎ、静岡以西の太平洋沖を震源と
して発生。推定マグニチュード(M)は8・6、その震源域の長さは700キロ(東日本
大震災は500キロ)との指摘もある。

 古文書の記録などから地震や10メートル前後の津波による犠牲者は2万人とも
いわれるが、大阪だけでも数千人以上という見方もあり、定かではない。

 国の想定では、東海・東南海・南海地震の「3連動地震」とされるが、日向灘沖
もしくは慶長地震の震源域(南海トラフ沿い)を含め「4連動地震」とする見方や、

日向灘と慶長型を別々の震源域ととらえ、「5連動地震」とする研究者もいる。
宝永地震の発生後約50日あとに、富士山も噴火(宝永の大噴火)した。

宝永地震の被害は関東~九州まで広範囲

宝永地震の被害は関東~九州まで広範囲


宇宙哲学HP「永遠の生命」 

http://www.geocities.jp/eiennoseimei3/index.htm


「大地震の予知と天変地異」

http://eien33.eshizuoka.jp/

 

「宇宙人文明の衛星映像とUFO」衛星画像ブログ

http://eien3.jugem.jp/


#8 アレックス・コリアー:アルファ・ドラコ二ス レプティリアン

http://www.youtube.com/watch?v=vtq0VnAR9vM


NASAが隠していたUFO 映像

http://ufo.bijual.com/Entry/52/


「聖母マリア、イエスキリスト、賢者のメッセージ」ブログ 

http://eien333.meblog.biz/


アセンション心の浄化と命への道


http://eien333.269g.net/

 


 

  

2012年08月20日

太陽が分裂!?現在発生中のポールシフトとは?

現在、太陽も地球もポールシフトの真っ最中。

ポールシフト (pole shift) とは、惑星など天体の自転に伴う極(自転軸や磁極など)が、
何らかの要因で現在の位置から移動すること。

ポールシフト - Wikipediaより引用

太陽の活動は11年周期でポールシフトが行われているらしい。

今の太陽は北極にあたる場所がS(マイナス)極、南極はN(プラス)極になっている。国立
天文台の正式な調査報告がによると、

「太陽の北極磁場がまもなくマイナスからプラスに転じると予想されます。一方、驚くべき
ことに、南極では極性反転の兆候がほとんどみられず、安定してプラス極が維持されて
いることを、「ひので」は確認しています。」とのこと。

つまり、太陽はもうすぐ北極がN極に変化し、南極はN極のまま。両極がN極になる。

なんだか今にも分裂しそうな画像です。

地球のS極N極も100万年に1.5回変化している

地磁気の磁極は、頻繁に変化していることが観測されている。また、海洋プレートに記録
された古地磁気の研究(古地磁気学)によって、数万年~数十万年の頻度でN極とS極が

反転していることも知られている。この変化は永年変化と呼ばれているが、その原因に
ついてはいまだ明確な説は存在していない。

最近のイルカの漂着も地球のポールシフトが原因?

地震の予兆など、さまざまな説がありますが、今のところ一番有効な説かもしれません。

NASAによると、地球のポールシフトは問題ない様子

地球の磁場はその歴史の中で、何度も磁場の逆転(磁極のポールシフト)を繰り返して
きた。この地球の磁場の逆転現象は地球の歴史の中で規則的に繰り返されてきた

ものであり、特別なものではない。科学者たちは、ポールシフトは、この 30億年の間で
少なくとも数百回は起きたと考えている。

今回の太陽の4極化で、地球が寒冷化?

太陽の磁極は11年周期でプラスとマイナスの反転を繰り返しており、通常、磁極は
地理学上の南北両極と一致している。次の磁極反転は2013年の5月に起きると予想

されていたが、太陽観測衛星「ひので」の観測結果から、すでに今月から太陽の北極
ではマイナスからプラスへの磁極反転が始まっていることが明らかとなった。これに

続き、南極でもプラスからマイナスへの磁極反転が起きるだろうが、ある一定の期間、
太陽の南北両極がプラス極となる事態が発生することとなる。専門家らは、その現象

の結果として、太陽の赤道付近に、一時的に2つのマイナス極が現れると発表している。
このような太陽の4重極構造化現象は、17世紀から18世紀にも観測されている。

そして、こうした太陽の4重極構造化が起きた時期は、地球の急激な寒冷化の時期と
重なっている。日本の専門家らは、今回の太陽4重極構造化現象により、地球の
温暖化は一時的に中断されると考えている。

  

Posted by nakao at 21:00Comments(0)天変地異

2012年08月19日

地震雲の観察方法、地震予知


「地震雲の観察方法、地震予知」

*間違いやすい飛行機雲の例。帯の雲の中に泡状のものがある。ラインがデ

コボコになっている。これ等は飛行機雲の典型例です。  





*断層雲の写真はあまり当てにならない。(他に雲が全然無い時は別です)




*立て形の煙の、のろしの様な雲も当てにならない。 


 

*水平線付近のライン状の雲は見間違えやすい、どの雲も平たく見えるから






*本物の地震雲は直線、あるいは帯状の雲が本物の地震雲である。




*本物の大地震の地震雲は高度の高い場所に出来て西から東、或いは別方向

で空をまたぐ様に出る。出現する時間も長時間になるほど確かな発生率が高

い。発震の場所は地震雲のライン方向か直角方向で発震する。しかも世界中

で発生する。また日本で発震するとは限らない。通常は発生場所の気温や地

中の地温が高い場所で地震が起きやすい。大潮の時期は潮汐力が働く時だ。

大地の歪みは大空に現れて地震雲となる。飛行機雲が多い時は地震雲も出来

やすい。確かな観察眼が必要となる。 

*故、鍵田忠三郎氏の地震雲の著書が参考になる。 
           
地震雲観察歴30年、管理者記事。 




宇宙哲学HP「永遠の生命」 

http://www.geocities.jp/eiennoseimei3/index.htm


「大地震の予知と天変地異」

http://eien33.eshizuoka.jp/

 

「宇宙人文明の衛星映像とUFO」衛星画像ブログ

http://eien3.jugem.jp/


#8 アレックス・コリアー:アルファ・ドラコ二ス レプティリアン

http://www.youtube.com/watch?v=vtq0VnAR9vM


NASAが隠していたUFO 映像

http://ufo.bijual.com/Entry/52/


「聖母マリア、イエスキリスト、賢者のメッセージ」ブログ 

http://eien333.meblog.biz/


アセンション心の浄化と命への道


http://eien333.269g.net/

 

 

        

Posted by nakao at 16:53Comments(0)予知、予言、予測

2012年08月17日

首都圏直下大地震の戦慄、地震学の権威が警告していた



地震学の権威が警告していた、首都圏直下大地震の戦慄

「茨城県沖」が不吉な兆し

週刊朝日2011年4月29日号配信

多くの人々の命を奪い、身も心も震え上がらせたマグニチュード(M)9・0の衝撃から
1カ月余り。あの日から続く大規模な地震は私たちの暮らしを脅かし、列島を揺らし

続けている。「いつかは来る」と懸念される首都圏直下型地震は、東海地震は、
ついにやってくるのだろうか。11年前、不気味な兆しを本誌は聞いていた。


 それにしても3月11日に東日本大震災が襲ってから、日本列島を揺さぶる地震の
なんと多いことか。

 4月11日、福島県浜通りを震源とするM7・1の大きな揺れが起きた。その後も
▽12日朝に千葉県北東部で震度5弱▽同日午後、福島県浜通りなどで震度6弱

▽13日、茨城県北東部で震度5弱など、衰える気配は一向にない。首都圏や
その他の地域を第二、第三の震災が襲う恐怖を感じている人も少なくないだろう。

 本誌はとりわけ、ある地域で起きつつある不吉な「兆し」に着目した。ある地域とは
「茨城県沖」と「茨城県南部」のことだ。

 というのも、かつて本誌の取材に対して、次のような説を唱えていた地震学の
権威がいたからである。「茨城県沖での大型地震は、首都圏直下大地震の
引き金となる可能性がある」

 その人、東京大学名誉教授の溝上恵(みぞうえめぐみ)さんは、「地震防災対策
強化地域判定会」の会長を1996年から2008年まで務めるなど、地震予知の
研究に情熱を注ぎ、昨年1月に73歳でこの世を去った。

 溝上さんは、茨城県沖地震と周辺地域の地震が連動することに注目して、
1980年代から論文を発表してきた。茨城県沖が関東直下の地震につながる
という仮説を大約すると、次のようになる。

 (1)茨城県沖では約20年ごとにM7クラスの地震が起きている
 (2)この地震は茨城県南部の地震と連動する
 (3)前記の二つの地震がプレートに影響して南関東直下地震を誘発する

 この「溝上説」を詳しく見ていく前に、まずは地球レベルで地震が起きる仕組み
をおさらいしておこう。

 地球の表面は十数枚のプレートでおおわれていて、年に数センチのスピードで
動いている。プレートが沈み込むところには海溝やトラフと呼ばれる、長く深い
海底の谷ができる。

 大きな地震はプレートの境目で起こることが多い。世界の観測史上、4番目に
大きいM9・0を記録した3月11日の地震は、北米プレートと太平洋プレートの
境界付近で起きたものだ。

 日本列島は北米プレートとユーラシアプレートの上にのっていて、太平洋プレート
とフィリピン海プレートが、押しながらその下に潜り込んでいる。

 とりわけ関東地方は「北米」「太平洋」「フィリピン海」という三つのプレートが
ぶつかり合う、世界でもまれな地域で、それが地震の多さにつながっている。

 北米プレートの下にフィリピン海プレートが潜り込み、そこで引きずられたゆがみが
相模湾のプレート境界ではじけたのが、1923年9月1日に起きた関東大震災だ。

M7・9、南関東一円を震度6以上の激しい揺れが襲い、沿岸一帯は大津波に
見舞われ、14万人を超す犠牲者が出た。

 その後、南関東地方は目立った大地震に襲われることはなく、おおむね静穏な
状態が続いてきた。海溝でプレートがはねあがる関東地震タイプの大地震は200年

から300年間隔で繰り返すとされているので、次に起きるまでにまだ相当の時間が
残されていそうだ。ではまだ安心かというと、そうではない。

 これまで述べてきたプレート境界型とは別に、阪神・淡路大震災に代表される、
活断層の活動などで起きる直下型地震がありうるのだ。溝上さんは00年、本誌に
こう語っていた。

「関東大震災から77年がたって、そこで放出されたゆがみの3分の1が再び蓄え
られているとみられる。これは三浦半島の先端の沈み込みのデータなどからも

裏付けられます。次の関東大震災まで100年以上の時間があるとはいえ、ゆがみが
徐々に蓄えられてきたことから、南関東が再び地震の活動期に入る条件は整って
いるのです」

 そのゆがみは、首都圏でM7前後の直下型地震を引き起こすのに、十分な量と
いう。溝上さんはこのように語っていた。

「直下型といっても、地表近くの活断層が動く地震から、それぞれのプレート境界で
起きるもの、プレートの内部で発生するものと、さまざまなタイプがあります。なか

でもフィリピン海プレートの沈み込みに伴って、その上面で起きる比較的大きな
直下型地震は、(海溝型の)関東地震に向けてゆがみの蓄積が進むと起きやすく
なることが知られています」

 それでは、溝上さんが言う、茨城県沖と南関東の直下型地震はどのように
つながるのだろうか。

 まず、溝上さんは、茨城県沖の大地震と茨城県南部の大地震とが、ほぼ20年の
サイクルで周期的に連動を繰り返す「法則性」に着目した。

 茨城県沖の地震は太平洋プレートをおさえつけていた「つっかい棒」が部分的に
外れることを意味する。これで太平洋プレートの沈み込みが促進され、フィリピン海
プレートを刺激して茨城県南部の地震が起きる。

◆M6以上が7回、これが前触れか◆

 さらに、この茨城県南部の地震の刺激を受けたフィリピン海プレート上面で、
たまっていたゆがみを解放する動きが引き起こされ、南関東直下の地震に
つながるというわけだ。

 実際、関東大震災の前後でも、この三者のつながりがはっきりと表れた。

 大震災が迫った1923年5月から6月にかけて、M7・3を最大規模として、M6
以上の地震が茨城県沖で6回も観測されている。同様に、21年から3年連続で
茨城県南西部でも大きな地震(M7・0、M6・1、M6・1)が起きた。

 茨城県沖は、もともと「地震の巣」と呼ばれるほどの地震の多発地帯で、年に
1回はM6クラス前後の地震が、そして20年に1回程度はM7クラスの地震が
起きるとされる。

「しかし、1、2カ月の間にM6を超える地震が6回も立て続けに起こることは、
きわめて稀(まれ)といわねばならない」

 溝上さんは著書のなかでそう指摘している。では、時計の針を現在に進めてみよう。

 3・11の直後から気象庁が震源を「茨城県沖」としたM6超の地震を拾い出して
みた。11日から14日にかけてM6以上で震度4以上の地震はすでに7回あった。

すべて3・11の巨大地震の余震とみられるが、「きわめて稀」なことがわずか
4日の間に起きているのだ。

 溝上さんによると、茨城県沖―茨城県南部―南関東直下という三者のシンクロは
近年にも見られた。11年前、こう語っている。

「三者がシンクロした第一波は1980年から92年までがピークでした。南関東で
被害をともなった八つのM6クラスの地震が起きたのですが、その前兆のように
やはり茨城県沖と茨城県南部で地震が連続して起きたのです」

 92年のピークから、20年になろうとしている。幸いなことに、茨城県沖に比べると、
茨城県南部では3・11以後それほど目立った地震は起きていない。だがこれら

二つの地域で地震が連動する兆候が見えたとき、それはいよいよ直下型地震が
首都圏を襲うシグナルになるかもしれない。

 と、原稿を書き終えようとしていた4月16日午前11時19分ごろ、東京の編集部で
やや強い揺れを感じた。テレビには「震度5強 茨城県南部」の文字が。これは
やはり不吉な兆しなのだろうか。
 
◆「大地動乱の時代」に備えよ 首都圏直下型を3・11が早める!?◆

 国内観測史上最大となった「3・11」の巨大地震は、これまでの地震学の常識も
根底から揺さぶったようだ。京大防災研究所の遠田(とおだ)晋次准教授はこう話す。

「発生から1カ月がたってわかってきたことは、福島県の浜通りなど歴史的に地震の
少なかったところで大きな地震が発生している。これまでの常識でははかれない

ほど、陸地にかかる力が変わってしまったということです。この変化がどこに
どういう形で結びつくかは、はっきり言ってわからない」

 また別の地震学者もこう吐露する。

「今回のM9の巨大地震は内陸で多くの地震を誘発していますが、その原因はひとつ
でなく、いろいろな要因が合わさったものと考えられます。その影響は今後何年も

続くと思われますが、現在の地震学の力量ではどこで何が起きるのか予測する
のは難しい」

 それでも、私たちが過去の歴史に学ぶことは多い。「溝上説」とは別の角度から、
首都圏を襲う地震の可能性を考察してみよう。

 1923年9月1日に起きた関東大震災は、まず神奈川県西部の地底で岩盤の
大破壊が始まり、ほぼ同時に東京でも揺れた。小田原とその周辺は大きな被害を
被った。つまり「小田原地震」と「関東地震」が同時に起こったのだ。

 小田原では記録が残っている1633年の「寛永小田原地震」以降、およそ70年の
間隔で計5回、大きな地震に見舞われている。

 このうち、1703年の元禄関東地震と、1923年に関東地震と一緒に起きた
地震は、ともに相模トラフで起きたプレート境界型で、ほかの3回は直下型だ。
また同じ小田原周辺でも、地震が起きる場所や規模にばらつきがある。このため、

専門家の中には「同列に論じるのはおかしい」といった意見もあるが、神戸大学
名誉教授の石橋克彦さんは、この小田原地震の規則性に着目して「マジック・
ナンバー70年」と名づけた。

 石橋さんは76年に「東海地震説」を提起し、現在の地震予知研究態勢のきっかけ
をつくったひとりだ。また97年、震災と原発事故が同時に起きる今回のような
ケースを「原発震災」と名づけ、警鐘を鳴らしてきた。

 94年に出版した『大地動乱の時代』(岩波新書)のなかで、石橋さんは小田原
地震が規則的に繰り返すだけでなく、小田原と関東、東海などの巨大地震との間に
見られる規則性に注目し、こう説いた。

「今世紀末から来世紀初めごろに小田原地震、東海地震、首都圏直下地震が
続発し、それ以後首都圏直下が大地震活動期に入る公算が強い」

 17世紀以降に関東、東海地方で起きた主な大地震を示したものだ。ここからは、
関東地震は小田原と同時であることのほかに、東海地震は小田原から数年以内に
起こること、などが見てとれる。

◆一極集中の弊害、いま改めるとき◆

 さらに「70年」をひとつの単位(T)と考えると、おおよそ東海地震は2T、関東地震
は3Tで、また首都圏直下型の地震については、Tまたは2Tごとに活動期と静穏期が
繰り返しているように見える。

 石橋さんは、小田原地震の震源域に「西相模湾断裂」と呼ぶフィリピン海プレートの
切れ目があると推定、そこを「大地震の住みか」とみている。

「関東地方の下には、相模湾奥から房総沖まで南東に走る相模トラフから、フィリピン
海プレートがほぼ北向きに無理やり沈み込んでいます。相模湾の西側の伊豆半島は、

同じフィリピン海プレートにのっていますが、昔の海底火山が大きくなったものなので、
やや温かくて、軽くて沈み込むことができず、箱根山の北方で本州に衝突しています。
小田原付近の地下には、東側の沈み込むフィリピン海プレートと西側の沈み込め

ないフィリピン海プレートの境目に『西相模湾断裂』がほぼ南北に延びていると考え
られます。ここは普段は固着していますが、その付近の無理な変形が限界に達すると、
固着が激しく破壊して小田原地震を起こすのです」(石橋さん)

 そして先ほど見たように、重要なのは、小田原地震は東海、関東の巨大地震と
連動する可能性がある点だ。

 この三つの地震は、フィリピン海プレートを介して、互いに作用を及ぼしている。
地震によって小田原でゆがみが解放されると、プレートを引き留めていたブレーキが
ひとつ外れたようになり、東海、関東の巨大地震につながっていく、と推測される。

 最後に小田原地震が起きた1923年からすでに88年たっており、統計上はいつ
起きてもおかしくないところに、「3・11」が起きた。石橋さんは、これによって小田原

地震がいよいよ起こりやすくなったばかりか、いまや「小田原」を待たずに首都圏
直下地震が起きる可能性も出てきたと指摘する。

 というのも、関東地方の地下は、先ほども見たように、上から陸のプレート(北米)、
フィリピン海プレート、太平洋プレートという、複雑な三重構造をなしている。これら

三つのプレートは、普段は相互に固着しつつ動いているので、長年の間に接触面
付近で無理な変形がたまり、数十年から数百年に一度程度、接触面のあちこちで
固着が破壊する。

 それが多くの場合、M7クラスの首都圏直下地震となって、さまざまな場所や深さで
起こる。石橋さんは言う。

「3・11の巨大地震は、岩手県から茨城県南部までの東方沖で、西に傾いて
下がっている、太平洋プレートと北米プレートの境界面の、非常に広い範囲の固着が

壊れて起きました。この巨大地震の影響は、広い範囲の力のバランスがどう変わった
かを計算して議論されることが多いのですが、プレートの運動の進展という見方も
大事です」

 つまり、広大な領域の抵抗が外れたために、太平洋プレートは関東地方の下と
フィリピン海プレートの下へ、より動きやすくなったと考えられる、というのだ。

「首都圏直下地震を引き起こす地下のプレート接触面に沿う変形が、少し上乗せ
されるような動きが生じたと推定されます。したがって首都圏直下地震が起こり
やすくなったと言えます」

 さらに、相模湾から関東地方の下に沈み込んでいるフィリピン海プレートを、太平洋
プレートが今までよりも余分に地下深くに引きずり込む動きも生じた可能性があると
指摘する。

「この動きは、西相模湾断裂に沿う変形を増大する要因になりますから、小田原地震
も起きやすくなったと考えられるのです」

『大地動乱の時代』のなかで石橋さんは、東京圏の大震災は全国を麻痺(まひ)させ、
さらに世界中をも混乱させるとして、東京一極集中の弊害と地方分権の必要性を

説いた。「動乱」を乗り切る知恵を、いまこそしぼるときだ。家庭でも、できること
から始めよう。 (本誌取材班=佐藤秀男、篠原大輔、大貫聡子、堀井正明)





  

Posted by nakao at 21:17Comments(0)予知、予言、予測