2012年07月07日

南海トラフ地震死者40万人



南海トラフ地震死者40万人、関西大教授が試算


 河田教授は、同地震による人的被害の想定をまとめる内閣府の作業部会の代表で、
8月下旬に公表される予定の死者数の想定も同規模になるとの見通しを示した。

 東海・東南海・南海の三連動地震(マグニチュード=M8・7)による最大の死者数に
関する従来の推計は、国の中央防災会議が2003年にまとめた約2万5000人だっ

た。東日本大震災を機に内閣府は、南海トラフで起きる地震の規模をM9・0に引き
上げ、今年3月に最大震度と津波の高さの予測を公表。現在、死者数など新たな被害
想定の策定も進めている。

 河田教授は、ほとんどの人が自宅にいて避難が難しい真夜中に巨大地震が起きた
と想定。最大震度6弱以上が予測される地域の人口を4700万人とし、東日本大震災
の津波や過去の大規模地震時の死者数などをもとに推計した。その結果、津波に

よる死者は静岡、愛知、三重、和歌山、徳島、高知の6県の太平洋沿岸で約36万人。
地震では大阪府や兵庫県なども含め約4万7000人が亡くなるとした。



  

Posted by nakao at 14:47Comments(0)大地震、大津波